- 話しかけるのに勇気がいる
- 仲良くなりたいのに、うまく話せない
- 無理に合わせて疲れてばかりいる
こんなふうに、友達付き合いに悩んでいませんか?
「友達付き合いが苦手」と感じている人は少なくありません。
僕自身も「友達付き合い」が苦手でしたが、最近は苦痛に感じなくなりました。以下の考え方を取り入れたことで、「苦手なままでもいいんだ」と考えられるようになったのがきっかけです。
- 友達付き合いは苦手でもいい
- 合わない人とは距離を置く
- 自分と合う人だけ仲良くする
この記事では、「友達付き合いが苦手」と感じやすい人の特徴や原因を深堀りしていきます。気持ちがラクになる会話のコツや、無理なく友達付き合いができる考え方も紹介します。
「友達付き合いが苦手なままの自分」でいい。
この記事が、そう思えるきっかけになれば嬉しいです。
友達付き合いが苦手かも?と感じやすい人の特徴

友達付き合いに苦手意識を持つ人には、共通する特徴があります。
ここでは、3つの特徴をお伝えしていきます。
会話に疲れやすい人
友達と解散したあとに「何か疲れた」と思った経験はありませんか?友達との会話が「楽しい」より「しんどい」と感じてしまうのは、珍しいことではありません。
相手の反応を気にしすぎたり、話題を探し続けてしまったり。自然に話すことが難しく感じてしまい、いつの間にかぐったりしてしまう。まさに過去の自分がそうでした。

会わなきゃよかった、といつも思ってたよ
しかし、会話のあとに疲れてしまうのは、あなたに原因があるのではありません。気を遣いすぎてしまったり、頑張って話さなきゃと緊張してしまい、心が追いつかなくなっているだけです。
「友達付き合いが苦手な自分はおかしい」と責める必要はありません。
無理に合わせてしまう人
相手に気を遣いすぎて、自分の気持ちを後回しにしてしまう人も多いです。「断ったら悪いかな」「後々揉めたりしたくないな」と思う気持ちが、無理して周りに合わせてしまいます
本当は行きたくない誘いに応じたり、興味のない話題に笑顔でうなずいたり。そんな自分をあとで振り返って、「また無理してしまった…」と落ち込んだ経験はないでしょうか?



全然楽しくなかった…
優しさや思いやりからくる行動だとしても、無理を続ければストレスは大きくなります。
自分の話をするのが怖い人
自分の話をするとき、怖さや不安を感じてしまう瞬間はありませんか?
- どう思われるだろう
- 変な人だと思われたくない
- つまらない奴だと思われたくない
こんな感情があると、話したい気持ちはあっても言葉が出なくなります。



周りからどう思われるのか気になる…
過去に否定されたり、からかわれたりした経験がある人は当てはまりやすいです。
誰かと仲良くなるには、自分の話をする場面は避けられません。それが分かっているからこそ、うまくできない自分に焦ったり、落ち込んだりしてしまうのです。
友達付き合いが苦手と感じてしまう3つの原因


「友達付き合いがうまくできないのは自分のせい」と思ってしまう人がいます。
ここでは、「友達付き合いが苦手」だと感じてしまう3つの原因をお伝えします。
自己肯定感が低い
自分に自信がないと、友達といる時間でも辛く感じる瞬間があります。
好かれたいけど、嫌われるのが怖い。
「どうせ自分なんて…」という気持ちがあると、相手の何気ない言葉にも敏感に反応してしまうことも。
話をしていても「つまらないと思われたかも」「余計なこと言ったかな」といつの間にか一人反省会をしてしまう。そのたびに、自分は人付き合いに向いていないのかもしれない…と落ち込んでしまいます。



いつも寝る前にあれこれ考えてしまう…
気を遣いすぎる性格
友達との関係性を大切にしようとするあまり、自分の気持ちを後回しにしてしまった経験はありませんか?
気を遣いすぎてしまう人も「友達付き合いが苦手」な特徴です。



考え過ぎて自分の意見が言えない…
「これを言ったら空気が悪くなるかも」「こんな返事で大丈夫だったかな」と、常に頭の中で自分の発言を振り返ってしまう。
周りからは「気が利く人」「優しい人」と思われたとしても、あなた自身は楽しむことができていないはずです。
人間関係で傷ついた過去がある
過去のつらい記憶が、人との距離をつくってしまうのは珍しくありません。
- 信じていた人に裏切られた
- 話した内容をからかわれた
- 仲間外れにされた



過去の経験がトラウマ…
そんな過去があると、「気にするな」というほうが無茶な話ですよね。
「今までの友達関係が上手くいかなかったのは自分のせい」と思い込んできた人ほど、今の人間関係にも過敏になりやすい傾向があります。
友達付き合いが苦手な人向け!会話のコツを3つ紹介!


友達付き合いが苦手でも、コツを掴めば少しずつ楽になっていきます。
ここでは、会話のコツを3つ紹介します。
聞き役に徹してみる
「話さなきゃ」と意識すると、友達であっても何を話せばいいかの分からなくなる瞬間があります。
そんなときは、聞く側に回ってみるのがおすすめです。



聞き役ってどうすればいいの?
相手の話にうなずいたり、興味を持って質問してみるだけでも、会話は自然と続きます。無理に話題を振らなくても、少しずつ気持ちが楽にできます。
相づちを打ったり質問すれば、相手も「ちゃんと聞いてくれている」と感じやすくり、距離も近付きやすいです。



無理に話さず、聞き役になる
少人数で話す機会を増やす
大勢の中で話すのが苦手な人は、2~3人など少人数で話すようにしましょう。少人数での会話のほうが、しっかりとお互いの会話ができるからです。



2,3人なら落ち着いて話せるかも
大勢での会話だと、発言するタイミングやテンポに気を取られて、会話に入れないという場面が少なくありません。空気を読みすぎて、結局何も話せなかった…という経験が少しでもあると、苦手意識が強くなってしまいます。
少人数であれば、話す順番を気にする必要もなく、自分の言葉も出やすくなります。
ゆっくり話せる環境に変えるだけで、会話がぐっと心地よくなるケースがあります。
事前に話題を考えておく
何を話せばいいか分からず黙ってしまうのが不安なら、あらかじめ話題を用意しておきましょう。



会話ってその場で考えるものじゃないの?
「最近のあった出来事」や「共通の趣味」など、軽めの内容を1〜2個考えておくだけで安心感を保てます。
とっさに会話を広げるのが苦手な人ほど、「事前準備」が安心感につながります。もし予想外の方向に話が進んだとしても、準備していた話題があるだけで落ち着いて話せるはずです。
友達付き合いが苦手なら考え方を変えてみる


「うまく付き合えないのは自分のせい」と思い込むほど、人間関係がつらくなってしまいます。
しかし、少しだけ思い込みを変えれば、気持ちがふっと楽になる瞬間もあります。
「仲良くしなきゃ」の思い込みを捨てる
友達と関わるうえで「仲良くしなきゃ」「好かれなきゃ」と考えすぎていませんか?
その気持ちが強くなるほど、素の自分が出せなくなり、付き合いがしんどく感じてしまいます。



誰とでも仲良くしておかないと不安になる…
誰とでも仲良くなる必要はありません。たとえ友達であったとしても、全員と仲良くする必要はないのです。
これは職場や近所づきあい、共通しています。
「関係が浅いままでも問題ない」と思えると、精神的にも余裕ができます。
友達だからといって「深く付き合うことが正解ではない」と気づくだけでも、気持ち的に楽になるはずです。
自分に合う人とだけ付き合う
「誰とでもうまく付き合える人」になる必要はありません。自分に合う人とだけ関係を築いていくほうが、長期的にみても心地よく過ごせます。



友達付き合いってそれでいいの?
話していて安心できる人。無理に話さなくても大丈夫な人。そんな相手とだけ付き合っていくことは、わがままでも逃げでもありません。自分のメンタルを守るための、まっとうな選択です。
交友関係が狭くなったとしても、ほんの数人でも「一緒にいてほっとできる人」「信頼できる人」がいれば、それだけで十分だと感じられる日がきます。
関係の広さより、深さや安心感を大切にしていきましょう。
疲れたらひとりの時間を優先する
誰かと過ごす時間が続いて、なんとなく疲れてきたときは「ひとりの時間」を大切にしましょう。
無理に人に会ったり、悩んだりせず、ひとりの時間を優先してもいいのです。
人といると楽しい一方で、気を使ったり、集まりに顔を出すときもあるはずです。
その疲れを「友達だから」と思わず、「ひとりの時間」を優先しても何も問題ありません。
家でぼーっと過ごす時間、ただ好きなことだけをする休みの日など、自分の気持ちが楽な方向に整えていきましょう。
無理をせず、「ひとりの時間」で心の余裕を安定させてみましょう。
【まとめ】友達付き合いが苦手なら無理しなくてもいい
友達と関わるのが苦手だと感じると、落ち込んでしまう瞬間があるかもしれません。
しかし、性格の欠点でも、努力不足でもありません。人より少しだけ、気持ちや感情が敏感なだけです。
この記事では、友達付き合いがしんどく感じる人に共通する特徴や、心の奥にある原因を掘り下げながら、無理なくできる会話の工夫や考え方を紹介してきました。
- 話すのが苦手なら2,3人で話す
- 「仲良くしなくちゃいけない」という考え方をやめる
- 自分と合う人とだけ仲良くする
- 疲れたら「ひとりの時間」を優先してもいい
誰とでも仲良くなる必要はありません。無理をせず、まずは自分が安心できる距離感を大切にしてみてください。
「苦手」と感じる瞬間自体も、あなたのやさしさや繊細さの一部です。
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