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自分しかできない仕事があって会社を休めない!それって幸せですか?

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「自分しかできない仕事だから、会社を休めない」

そんな風に思いながら、毎日出勤している方も多いのではないでしょうか。

締め切りが今日までだから…

事務は私しかいないから…

体調が悪くても、用事があっても、代わりがいないから無理してでも行く。
本当は休みたい。

でも、自分がいなければ仕事が回らない。
そんなプレッシャーの中で、気づかないうちに心も体もすり減っていませんか?

この記事では、「自分しかできない仕事」で会社を休めない原因、その状況にいる人が感じやすい悩み、そして今後どう動いていくべきかをわかりやすくお伝えします。

無理しない考え方を覚えていってね

目次

「自分しかできない仕事で休めない」3つの原因

職場で「自分しかできない」という仕事を抱えていると、予定があっても休みにくくなってしまいます。

この章では、どの会社にもよくある「休めない3つの原因」を紹介します。

人手不足や業務分担の偏りがある

自分にばかり仕事が集中している…

職場全体の人手が足りないと、仕事が特定の人に集中します。 対応できる人が限られ「あなたしかできない仕事」となってしまうケースが多いです。

本来は同僚と回すべき仕事も、気づけばあなた一人の担当に…。
結果として、休みたくても休めない状況に追い込まれてしまいます。

その都度対応に追われるため、「あなたがいないと困る」という空気になりやすいです。
あなた自身も逃げ道がなくなり「仕事が休めない」という悪循環に陥ってしまうため、注意が必要です。

仕事が集中する人ほど、本来の業務以外の仕事も頼まれがち。
いつの間にか“便利屋”のような存在になってしまう場合も…。

上司や会社のマネジメント不足

業務を誰にどう割り振るか。
本来は、仕事を適切に管理するのは「会社や上司の役目」です。

しかし、現実には「なんとなくできるから」「前から任せているから」といった理由で、ズルズルと変わらないケースがほとんどです。

会社も上司も気付いてくれない…

上司が現場を把握していない場合、「問題が起きていないから大丈夫だろう」と判断されてしまいます。
今の状態が放置されてしまう場合も、現実として多いです。

あなたにとっては「流れでずっとやっている仕事」でも、会社側が負担の大きさに気づいていない場合も少なくありません。

「あなただから安心して任せている」と上手いこと言われながら、いつの間にか自分しかできない仕事になってしまいます。

上司に一度相談してみるのがおすすめ

自分の責任感・完璧主義が原因になっている

他の人に安心して仕事を頼めない…

まじめで責任感が強い人ほど、「自分がやらないと…」と考えがちです。

以下のような考え方をした経験はありませんか?

  • 他の人に任せたら不安
  • 他の人に頼んだとしたら、迷惑に思われるかも?
  • この仕事は自分にしかできないから…

完璧を求めすぎるあまり、他の人のやり方に満足できず「自分でやったほうが早い」と思ってしまう傾向も。 自分で自分を追い込み、余裕のない働き方が当たり前になってしまっている場合もあります。

周りを頼ったり、ストイックに仕事をしたいタイプの人ほど、「休めない人」になりやすいです。

責任感の強さは素晴らしい資質ですが、自分を苦しるケースにもなりえるということを覚えておきましょう。

まずは任せてみるくらいの感覚でOK


「自分しかできない仕事で休めない」ときの5つの対処法

自分しかできない仕事がある場合、なるべく早めに対処しておくほうが気持ち的にも安心です。

具体的な方法5つを紹介します。

上司に現状と不安を正直に伝える

現状を理解してもらうには、どうすればいいの?

上司は、全ての状況を把握しているとは限りません。

1つ目の対処方法は「上司に現状と不安を正直に伝える」です。まず、自分が抱えている仕事を洗いだし、まとめましょう。

ここでのポイントは、大きく2つです。

  • 感情に流されず、冷静に伝える
  • 自分しかできない仕事で、負担が大きい点も伝える

「自分が今どんな仕事を抱えていて、どれだけの負担になっているのか」、「今の状況で仕事を続けた場合、心身にどんな影響があるか」など、具体的な状況を整理してみましょう。

ただ「休みたい」と伝えるだけでなく、「こうすれば引き継ぎができそう」といった提案も添えると、理解してもらいです。

書面でまとめて説明するのがおすすめ

上司に相談する勇気がないという人は、事前にメモやメールで「仕事の件で、ご相談したいことがあります。」と事前に伝えるようにしましょう。

ワンクッションはさむことで、時間を作ってもらいやすくなります。

スケジュールの共有・業務の可視化を始める

2つ目の対処方法は「スケジュール共有、仕事の可視化」です。

上司に相談した場合、「じゃあ、これからどうするか」という話になると思います。その場合、今後について何も考えていないと、今までと何も変わりません。

負担が減らせる提案としては、以下の2つの情報共有をしておきましょう。

  • スケジュール共有
  • 進捗状況の可視化

上司に仕事のスケジュールや進捗情報を共有しておくと、精神的な負担も減らせます。

状況を伝えておくだけでも、気持ち的に楽になるよ

「もし仕事が遅れた場合、〇〇なリスクがあります」と伝えてきましょう。
念を押して伝えておけば、上司も気に掛けてくれるようになります。

マニュアル資料を作成しておく

3つ目の対処方法はマニュアル資料を作成しておくです。

上司が協力してくれないから悩んでいる、という人も多いはず。むしろ、その環境の人のほうが多いと私は考えています。

私の上司は話も聞いてくれないわ…

体調を崩したり、長期間出勤できなくなる可能性は誰にだってありえます。そこで誰が読んでも理解できる「マニュアルを作成」しておきましょう。

  • 「〇〇月△△日」にやる仕事一覧
  • どの手順で進めていけばいいのか
  • 関係書類はどこに保存しておくのか

など、できるだけ細かくマニュアル作成しておくのがポイントです。

資料を作成しておけば、「私がいないときはこのマニュアルに沿って仕事を処理してください」と人に任せられます。

そないあれば憂いなし

「自分しかできない仕事で休めない人」が抱える5つの悩み

自分しか処理できない仕事があると、簡単には休みも取れません。

そんな仕事を担当している人が抱える5つの悩みについて解説します。

休めないプレッシャーを感じる

休みたい、の一言がどうしても言えない…

会社を休めない原因1つ目は「仕事へのプレッシャー」です。
あなたは、これまでに次のような経験はありませんか?

  • 朝起きて体調が悪くても、無理をして会社へ行く
  • 周りに迷惑をかけるのが怖いと感じてしまう
  • お休みさせてほしいです、と伝える勇気がない

「自分が抜けると周りが困る」と思い込み、今日も会社を休めなかった。
真面目で責任感が強い人ほど、多少の体調不良では「休む」という選択肢が持てません。

職場の空気によっては「休み=甘え」と捉えられるような雰囲気がある会社もあり、休みづらくなります。

次第に心も体も次第に消耗し、休めないのが当たり前だと錯覚してしまいます。

「誰かがやらなきゃ」「迷惑をかけたくない」という気持ちが先に立って、自分を後回しにしてしまう人は少なくありません。

メンタルも体力も限界を感じる

会社を休めない原因2つ目は「メンタルも体力も限界」です。

仕事に追われてばかりでもう疲れた…

毎日仕事に追われ、休憩時間すらまとも休めない…。
あなたはこのような状況になっていませんか?

「お昼休憩でも休めない」、「食事も取れずにいる」。
こんな仕事の仕方では、メンタルだけでなくと体調面でも限界に近づいていきます。

集中力や判断力が鈍ってミスが増えたり、気分が落ち込んでしまうと、物事に余裕が持てなくなります。
「リフレッシュするために会社を休む」という判断すら、考えつかなくなってしまいます。

「頑張らなきゃ」と無理をすると、自分をすり減らしてしまいます。
限界がくる前に、休む勇気を持ちましょう。

相談できる人がいない

会社を休めない原因3つ目は「相談できる人がいない」です。

仕事を悩みを理解している人が周囲にいないと、不安を話すよりどころがありません。

自分一人でやり切るしかないのかな…

  • こんなこと言っても分かってもらえないだろう
  • 打ち明けたところで、何も変わらない

と思い込んでしまい、ますます孤独感が強まります。

気軽に話せる相手や、愚痴をこぼせる関係性があるだけで、心の負担はかなり軽くなります。

誰でもいいから不安を聞いてもらおう

他人に任せられない

会社を休めない原因4つ目は「他人に任せられない」です。

「人に任せたら失敗するかも」「自分でやったほうが早い」と思ってしまう瞬間はありませんか?

自分でやらないと不安かも…

仕事を誰かに任せないと、すべての仕事を抱え込み、責任も一人で背負う事態になってしまいます。

仕事量だけでなく、精神的な不安まで一人で背負い込んでしまうケースも多くなります。

他人に任せるための時間や手間を惜しんだ結果、自分の首を絞めてしまうという悪循環に…。

時間を掛けてでも、周りに仕事を振るようにしよう

仕事量が多く、納期に間に合わない

会社を休めない原因3つ目は「仕事量が多く、納期に間に合わない」です。

仕事の多さや期日に対して、「自分の仕事が遅くなると周りに迷惑がかかる」と感じていませんか?

今日の仕事も納期ギリギリだった…

終わらない仕事、納期に追われていると「休んだら大変なことになってしまう」と思ってしまいますよね。

周りに迷惑を掛けないように頑張る姿勢は、もちろん大切です。
しかし、そのペースで仕事を続けていくと「自分自身が倒れてしまう」といった状況になりかねません。


自分しかできない仕事で休めない5つのリスク

「自分しかできない仕事」を抱えていると、会社にもあなたにもリスクが生じてしまいます。

ここでは、陥りやすい5つのリスクについて解説します。

体調を崩しても無理をしてしまう

最近、疲れがなかなかとれない…

「自分がやらなければ仕事が止まる」と思うと、体調が多少悪くても休みにくく、罪悪感を覚えます。

軽い不調が長引いてしまったり、メンタルも崩れやすくなります。責任感が強い人ほど、限界に気づきにくく、「まだ大丈夫」と思い込みながら働き続けてしまいます。

しかし、健康を失うと仕事どころではありません。

少しでも「体調悪いかも…?」と感じたら、しっかりと休む勇気を持ちましょう。

会社の業務が完全にストップしてしまう

代わりがいないから頑張らないと…

自分しかできない仕事があるという状態は、「頼られている」と思われがちです。

しかし、実際は会社としての大きなリスクでもあります。

もしあなたが、何かの事情で休まなければならなくなった場合、代わりの人がいなければ完全に流れが止まってしまいます。

納期の遅れや取引先への影響など、会社全体の信頼を失ってしまう可能性も…。

あなた自身も「いざというときに休めない」というプレッシャーを抱え続け、精神的にも大きな負担がのしかかります。

後になってからでは遅いかも…

トラブル時に責任を背負わされる

仕事がストップしてしまうと、会社の責任を背負わされるというリスクもあります。

責任を背負わされる…!?

多くの会社は人手不足であり、責任は担当者になるケースがほとんどです。

「この仕事は自分しか対応できない」という状態が続くと、トラブルが起きた際、すべての責任を負わされてしまう可能性があります。

トラブルの原因が自分でない場合でも、「あなたしか知らない仕事だったよね?」と責任を押し付けられるケースも少なくありません。

こうした状況は、ミスを恐れて萎縮した働き方になったり、職場への不信感を強める原因にもなってしまいます。

自分だけが「損な役回り」で終わる

なんでいつも自分ばっかり…

真面目に取り組んでいる人ほど、「自分がやらなきゃ」と仕事を抱え込みがちです。

しかし、会社からは「便利な人」としか思われていないケースがほとんどです。

便利な人のよくある状況

  • 一人だけ明らかに仕事量が多い
  • 自分だけが遅くまで残って仕事をしている
  • 休日も連絡が来る

こうした状態が当たり前になると、「なんで自分ばかり…」という不満が募り、モチベーションも下がりやすいです。

数字で表れない仕事ほど、正当な評価がされづらく「頑張っているのに報われない」という状況になってしまいます。

結果として、「燃え尽き症候群になってしまった…」というケースも。

家族との関係性が悪化してしまう

最近、家族と少しギクシャクしてる…

仕事を優先するあまり、家族との時間を犠牲にしてしまうケースも少なくありません。

たとえば、以下のような状況になっているの人は注意が必要です。

  • 帰宅後も仕事のことで頭がいっぱいで話を聞く余裕がない
  • 休日も職場からの連絡で気が休まらない
  • イライラしやすくなってしまった

こうした状態が続くと、パートナーや子どもとの関係にすれ違いが生じやすいです。

最初は小さな不満でも、積み重なることで家庭内の空気が悪化してしまうケースも少なくありません。

仕事とプライベートのバランスを整え、大切な人との時間を守ることも、長く働き続けるうえで欠かせません。


「自分しかできない仕事で休めない」のは会社の責任でもある

仕事で「〇〇さんにしかできない」という状況を作っているのは、会社の責任でもあります。

この章では、会社に責任を押し付けた考え方で気持ちを楽にしましょう。

会社が代わりを育てていない

会社では、本来は誰かが急に休んでも、仕事が止まらない体制作りをしておくべきです。

しかし、ほとんどの会社では「あの人にしかできないから」と、そのままにしている会社も少なくありません。

僕の会社でもそんな感じ…

普段から時間をとって、他の人にもその仕事を教えておけば、もしものときに困らなくて済むはずです。

先ほどもお伝えしたとおり、代わりに動ける人がいなければ会社全体が大混乱してしまいます。だからこそ、日ごろから代わりの人を育てておくことは、会社にとって大事な責任でもあるのです。

会社が引き継ぎの仕組みやサポート体制を整えていれば、誰もが安心して休めるようになります。

あなたがこうして「休めない」と悩んでいる状況も、会社の責任でもあるのです。

自分が悪い、なんて責めないでね

相談しにくい環境を作っている

仕事の悩みを誰にも相談できない…

「困っていることがあっても誰にも言えない」と感じている場合、会社の雰囲気や環境に問題があります。

たとえば、以下のようなケースが多いです。

  • 上司がいつも忙しそうにしており、話しかけにくい
  • 相談しても「自分でなんとかして」と言われてしまう
  • 「そんなこともできないの?」と親身になってもらえない

こうした空気の中では、ツラい気持ちを誰にも話せずに我慢せざるを得ません。

段々と相談しようとも思えなくなり、仕事を辞めたくなる人も出てきてしまいます。

僕も同じよう経験あるなぁ

会社は「何かあればすぐに相談していいよ」と思ってもらえるような、安心できる雰囲気をつくる必要があります。

今あなたが抱えている悩みは、決して自分一人のせいではありません。厳しく自分を思い詰めないでくださいね。

会社が休みにくい雰囲気を作っている

周りが誰も休まないから、有給申請しにくい…

仕事を休みにくい場合、会社がその雰囲気を作ってる場合も多いです。

  • 休みを取りたいけど、周りに悪く思われそう
  • 他の人に迷惑がかかるから、休みないと言い出せない
  • 周りが休みを取っていないから、必要な休みを申請できない

有給休暇をしたらイヤな顔をされたり、休んだあとに「ちゃんとやってくれないと…」と小言を言われたりするような場合もあります。

休みを段々取りづらくなってしまいますよね。

働きやすい職場とは、上司が率先して有給休暇を取ったり、休んだ人をフォローする体制が整っています。もちろん、他の人も安心して休みを取りやすいです。

休みが取りにくいと感じるのは、あなたではなく会社に責任がある場合がほとんどです。

【まとめ】自分しかできない仕事で休めないの場合、体制を整えよう

最後まで読んで下さり、ありがとうございます

もう一度、「仕事を休めない原因」になりやすい3つのポイントを振り返りましょう。

  • 人手不足や仕事の偏りがあり、自分に仕事が集中している
  • 上司や会社の管理が機能していない
  • 相談できずに、自分一人で抱え込んでしまっている

忘れないでほしいのは「あなたしかできない仕事」は、”体制を整えてられていない”というケースが多い点です。これは、あなただけでなく会社側の責任でもあるのです。

無理をしすぎず、休むことも選択肢に入れながら、少しずつ自分自身と職場の体制を整えていきましょう。

少しずつ体制を変えれば、しっかり休めるようになるよ

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