- 内緒で動転職活動したいけど、バレないかと不安
- 平日休んだだけで、怪しまれないかとドキドキする
- ハローワークって失業中の人向けじゃないの?
こんな不安を抱えて、一歩を踏み出せずにいませんか?
働きながらの転職活動は、バレないか不安に感じる瞬間があります。しかし、ハローワークは「会社にばれずに利用が可能」です。この記事では、在職中でもバレにくいハローワークの利用方法、利用できるサービス、そして注意点まで、わかりやすく解説します。
「会社にバレたらどうしよう」と不安を感じる人、安心して転職活動を進めたい人、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
在職中にハローワークを使うとばれる可能性は?

在職中にハローワークを使っても、ばれずに転職活動は可能です。
しかし、ちょっとしたタイミングでばれるきっかけもあります。
■先に読みたい内容はクリックして飛んでね↓
出入口で知り合いに見られる
ハローワークに入る瞬間を知り合いに見られて、ばれてしまうケースがあります。
地元や業界内での人間関係が狭い場合は、少しだけ周りを気にしながら出入りしましょう。
ハローワークの前でばったり顔を合わせてしまえば、それだけで「もしかして転職?」と思われやすくなります。同僚や取引先の人など、名前を知らなくても顔見知りに見られるだけで噂が広がる可能性があります。
「知り合いに見られていないか」と視線が気になる人は、別の市町村のハローワークを利用するほうが安心です。
>>平日時間延長や土日営業しているハローワーク一覧
※厚生労働省より引用
行動や服装の変化で疑われる
普段のスタイルから少し外れた行動が、周りから見たら「最近ちょっと様子が変だな」と思われる可能性があります。自分では自然にしているつもりでも、周りからはしっかりと勘づきます。

どんな行動がばれやすいの?
- 身だしなみを気にするようになった
- メイクや髪形がきちんと整っている
- 有給を以前よりも取るようになった
ちょっとした変化でも、いつも一緒に働いている人たちには見逃されにくいです。
たとえ半休であっても、休みの取り方がいつもと違うだけで「何かあるのでは」と気づかれやすくなります。
SNSなどで情報が漏れる
SNSでの何気ない投稿が、転職活動がバレてしまう可能性があります。
直接的な表現がなくても、雰囲気や内容から意図が伝わってしまうケースも。
たとえばこんな投稿
- 自分を見つめ直してます
- 新しい挑戦に踏み出しました
- 環境を変えようと思っています
一見ポジティブな発言に見えますが、見る側にとっては「何か動き出しているのかな」と受け取られる可能性が高いです。転職支援のアカウントをフォローし始める、企業アカウントにコメントするなどの行動も、気づく人には見抜かれてしまいます。
匿名アカウントでも、アイコンや過去の投稿内容などから特定されるリスクもあります。
職場にSNSをよく見ているタイプがいると、フォローされていなくても見られている可能性も。



SNSでの発信は慎重に行いましょう
在職中でもハローワークをばれずに使うコツは?


在職中でもハローワークを上手に使えば、周囲に気づかれずに転職活動を進められます。
大事なのは、「気づかれない」ようにするための活動の仕方です。
■先に読みたい内容はクリックして飛んでね↓
目立たない時間に訪問する
ハローワークを利用するのをバレたくなければ、混み合わない時間帯に行くのがおすすめです。時間帯の選び方は、知り合いに合うリスクを減らせます。



どの時間帯に行くのがいいの?
ハローワークを知り合いにバレずに利用するなら、お昼時間を避けましょう。お昼時間は、休憩時間に来ている人もいるため、一番多く利用される時間帯だからです。(待ち時間も長くなってしまうため、スムーズに利用したい人にとってはメリットがありません)
開館直後、午後15時以降は人も少なく待ち時間も短いため、知り合いに合うリスクは減らせます。
普段通りの行動を心がける
ハローワークを利用、転職活動がばれてない為には、普段と同じ行動を保ちましょう。下手に隠そうと意識しすぎると、逆に目立ってしまう可能性があります。
いつも通りの服装、いつも通りの態度。いつもと変わらない自然な振る舞いであれば、周りからも感づかれずに済みます。
こんな行動は注意
- ハローワークを利用する日だけ身だしなみが整いすぎている
- いつも私服なのに、スーツで出勤する
- 髪形をその日だけと整えている
- 言葉遣いが急に丁寧になる
「スーツを着る必要がある日は上着だけ持参し、出先で着替える」、女性の場合は「メイクの雰囲気を変えすぎない」など、小さな工夫が効果的です。
有休の取り方も不自然にならないよう調整しておくと、不自然に思われにくくなります。あくまで「いつも通り」を心がけましょう。
オンラインサービスで相談する
ハローワークは対面だけでなく、オンラインでの相談も可能です。
場所を問わずに利用できるため、「ばれる」リスクを減らしたい人におすすめの活用方法です。
ハローワークはオンライン登録を利用しておけば、自宅でも外出先でも求人情報をチェックできます。事前に予約を入れれば、Zoomで相談もできます。
ハローワークに行くために会社を休んだり、無理矢理に時間を作る必要もありません。
まずは相談してみたい、と気軽に始めたい人にはぴったりの活用方法です。
在職中に使えるハローワークのばれないサービスとは?


ハローワークは「失業者だけの場所」ではありません。
在職中でも、必要な情報と支援をしっかり受け取れます。
■先に読みたい内容はクリックして飛んでね↓
求人検索や紹介状の発行
求人検索も応募も、在職中から問題なくできます。紹介状をもらうだけで応募もできるので、転職活動としてのハードルがぐっと下げられます。



私自身の体験談も紹介します↓
正直、無知な私は「ハローワークって退職してから行く場所じゃないの?」と思っていました。
しかし、調べてみると、在職中でも求人検索は自由にできるし、紹介状も出してもらえます。それだけでも「今の辛い環境から抜け出せる」と気持ちを分散できました。
気になる求人があれば、窓口に伝えるだけでOKです。
紹介状と一緒に、履歴書の送り方や企業の特徴、過去に面接で聞かれた質問なども教えてもらえます。
初めての応募でも、ひとりじゃない感覚があるのは心強いです。
- 「ちょっと求人を見てみたい」
- 「応募まではいかないけど気になる」
そんな段階でも、十分活用できます。
相談や個人面談サービス
「転職したほうがいいのかな」って分からなくなったら、一人で考えずに相談しましょう。ハローワークでは、相談員との面談も無料で受けられます。
相談内容は自由で、以下の内容でも大丈夫です。
- 今の仕事を辞めようか迷ってる
- 次の仕事が見つかるか心配
- 向いてる仕事が分からない



紹介状を貰わなくても相談しても大丈夫
職務経歴書の添削や、面接でよく聞かれる質問のポイントも教えてもらえます。
「とりあえず話を聞いてもらいたい」くらいの気持ちや、どんな求人があるのか紹介してもらうだけでも利用する価値はあります。
面接対策やセミナー
ハローワークでは、面接対策やセミナーなどの支援も用意されています。
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- ビジネスマナーなどのセミナー
以下のような形で、各地のハローワークが開催するセミナーを検索することも可能です。


セミナーでは、ハローワークへ求人を出している企業が「会社説明会」や「個別面談」を開催されているケースが多いです。
その他にも「就職活動基本コース」といった就職説明会も実施されています。
在職中に使えないハローワークの制度や注意点


ハローワークは誰でも利用できる反面、在職中だと利用できないサービスもあります。
知らずに手続きして「対象外だった…」とならないように、先にチェックしておくのが安心です。
■先に読みたい内容はクリックして飛んでね↓
離職者向け制度は使えない
基本的に、在職中は「失業者向けの制度」は対象外です。雇用保険の給付や職業訓練の一部には、条件があります。
「失業保険」
失業保険は、在職中には申請できません。
退職して、なおかつ就職の意思と能力があると認められて初めて対象になります。
自己都合退職か会社都合退職かによっても、給付の開始時期や金額に差が出てきます。
職業訓練校
職業訓練校は、失業給付金をもらいながらスキルを取得できる制度です。
「職業訓練校」は、離職者が前提になっているものが多いです。
※申込みは在職中でも大丈夫でも、受講期間には退職しているのが条件。
在職中に通える講座もありますが、条件が定められています。自分が職業訓練校に通える条件を満たしているかは、以下のサイトをご覧ください。
もし分からない点があれば、近くのハローワークで確認しましょう。
行く時間が限られる
ハローワークの窓口は、原則として平日の8:30〜17:15までの場所がほとんどです。「会社員として働きながら通うのは難しい…」という人も多いです。



残業も多いし、とても行けない…
この時間帯に行こうと思うと、有給や半休を取らないと難しいという人も多いと思います。
ハローワークの場所によっては、平日19時までや土曜日に対応している地域もあります。
近くに行ける時間帯で営業している場所がないか、確認してみましょう。
>>平日時間延長や土日営業しているハローワーク一覧
※厚生労働省より引用
最近では、オンラインでの職業紹介も受け付けています。どうしてもハローワークに行く時間がないという人は、ぜひ利用してみましょう。
>>ハローワークからオンラインで職業紹介
※厚生労働省より引用
ハローワーク利用前に準備すべきことは?


はじめてのハローワーク、「行ってみたいけど待ち時間が長くて大変なのでは?」と聞いたことがある人も多いと思います。
事前に少し準備しておくだけで、当日の流れがスムーズになる方法をお伝えします。
■先に読みたい内容はクリックして飛んでね↓
マイページを事前登録する
初回登録には、基本的な個人情報の入力が求められます。
あらかじめ準備しておくと、当日の手続きがぐっとスムーズになります。
自分の経歴など基本情報、メールアドレスなどといった連絡先を登録すれば、実際にハローワークに行ったときに手続きが必要ありません。
>>ハローワークインターネットサービスでの求職登録のご案内
厚生労働省より引用
「自分の希望がまだはっきりしない…」という人でも、ざっくりとでも書いておくことで、相談が進めやすくなります。
気になる求人をチェックしておく
求人情報に目を通しておくのも、事前にチェックしておくことができます。
初めのうちは、「こんな求人もあるんだ」と条件を眺めるだけでも構いません。



それだけでもいいの?
見ているうちに「こういう仕事も悪くないかもしれない」と思える求人が見つかるケースもあります。
勤務地や勤務時間、雇用形態。
求人の内容を見ていくうちに、自分なりの基準が見えてくるのは珍しくありません。
どの求人が気になるか、相談しようと決めておくだけでも話がスムーズです。
ハローワーク以外で転職活動を進める方法は?


「ハローワークには思ったような求人がなかった…」という場合は、ほかにも選択肢はあります。
自分に合う方法を組み合わせることで、転職活動がもっと進めやすくなります。
■先に読みたい内容はクリックして飛んでね↓
転職サイトやエージェントを活用する
ハローワーク以外では、「転職サイト」や「転職エージェント」に登録するのがおすすめです。
相談から面接対策まで、手厚いサポートが受けられます。
初めて登録するときは「敷居が高いのでは?」と思いますが、ハローワークでは紹介されていない求人も多数あります。
希望条件を伝えれば、非公開求人を紹介してくれたり、企業とのやりとりを代行してもらえたりできます。一人で転職活動を進めるよりも、圧倒的に効率的です。
書類の添削、面接日程の調整までやってくれるため、仕事が忙しい人にもぴったりです。内定後は給与の金額交渉などもしてもらえます。
「紹介された企業が合わなかったらどうしよう…」という不安があっても、無理に応募する必要はないので安心です。
一人で全部やろうとせず、頼れるところは頼る。それだけでも気持ちがずいぶん軽くなります。
転職サイトやエージェントには、他社サイトに出されていない求人情報も多く存在します。
複数の転職サイトやエージェントに登録して、幅広く求人をチェックするのがおすすめです。
転職フェアや合同説明会に参加する
一度にたくさんの企業と出会える転職フェアは、「まずは話を聞いてみたい」人に向いています。
直接会えるからこそ伝わる雰囲気や相性も、大きな判断材料になります。
転職フェアは、土日に開催されているケースも多く、会社員の方でも参加しやすいです。
出展企業が事前に公開されているため、気になる企業を絞って効率よく回ることもできます。
説明を聞くだけなら、事前予約をしなくても参加OKなブースがほとんどです。「実際に働いてる人と話せたことで、イメージが変わった」という参加する前と後で印象が変わることも珍しくありません。
若者サポートステーションを活用する
15歳~49歳までの人なら、「若者サポートステーション(通称:サポステ)」も強い味方になります。
就職に向けた準備や悩みごとを、じっくり相談できる場所です。
サポステは、厚生労働省の委託を受けて各地に設置されている支援機関です。
働いた経験が少ない人や、自信が持てずに一歩踏み出せない人を対象に、マンツーマンで相談にのってくれます。
ハローワークとはまた違う雰囲気で、心理的なサポートに力を入れている印象があります。
面接練習や就労体験、講座などのプログラムもあり、すべて無料で利用できます。
「こんな悩みでも相談していいのかな」と迷っている人にこそ、知っておいてほしい場所です。
合わないと感じたら無理に通う必要もありません。
1人で悩み続ける前に、まずは相談してみるの選択の1つです。
【まとめ】在職中にハローワークを利用してもバレずに活動できる!
在職中にハローワークを利用すると、「誰かにバレるかも」と不安になるのはよくある話です。
しかし実際には、目立たない時間帯を選んだり、普段通りの行動を心がけることでリスクは大きく下げられます。



マスクをしたり帽子を被っていくのもバレにくいよ
オンライン相談を活用すれば、そもそもハローワークに足を運ぶ必要もありません。
在職中でも使えるハローワークのサービスには、求人検索や相談、面接対策など実践的なサポートがそろっています。
失業保険や職業訓練校などの制度は使えない可能性もあるため、事前によく確認しましょう。
「ばれたくないけど、転職活動を進めていきたい」
そんな人にとっても、ハローワークは十分活動できる場所です。
「今の職場で働き続けるのがしんどい」という悩みを抱えているなら、まずはできる範囲で動き出してみてください。
コメント