- 何度も同じミスをしてしまい、ポンコツだと感じる
- 周りと比べて「何もできない自分」が目立ってしまう
- ポンコツ過ぎて会社を辞めたい
「ポンコツすぎて辞めたい」と感じたときは、無理せず環境を変えてみましょう。
自分を否定せず、合わない場所から離れる選択をしたほうが、あなたの未来は明るくなります。
何度もミスを繰り返したり、周りから浮いてしまったり、結果が出ない毎日が続けば「ここにいていいのか?」と不安になるのは当然のことです。
この記事では「ポンコツだから辞める」という決断をしても大丈夫な理由を解説していきます。

私自身の体験談もお伝えしていくよ
>>仕事が辛い30代へ!無能と感じる人が陥りがちな3つ共通点について
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退職したいけど、上司が怖くて伝える勇気がないという方は、以下の記事も読んでみてください。
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「ポンコツすぎて仕事辞めたい」と感じてしまう5つの原因


自分だけが何度も失敗し、周りに迷惑をかけているように感じると「ポンコツ過ぎて笑えない」と思ってしまいます。
ここでは、ポンコツだと感じやすい5つの原因をお伝えします。
何度も同じミスを繰り返す
何度も同じミスを繰り返すと「自分は何をやってもダメだ」という気持ちになります。
最初は「気を付けよう」「次は大丈夫」と前向きに考えていても、何回か注意されるとその考え方すらできなくなります。



何でこんなにできないんだろう…
職場の空気がピリピリしたり、最初は丁寧に教えてくれていた指摘も冷たく感じたりと「また失敗してしまった」と悲観的になります。
周りが当たり前のようにできている仕事だと、自分だけできないと思い、その場にいることすらしんどくなります。
何度も失敗してしまう自分が嫌になり、「こんなに何もできない自分はもう辞めたほうがいいのでは」と思い始めました。
周囲のペースについていけない
どれだけ頑張っても、周りの人たちと同じように仕事ができないとき、焦りと劣等感が強くなります。
「自分なりに一生懸命やっているのに、どうしてこんなに差が出てしまうんだろう」と、気持ちの面でも負けてしまいます。



劣等感しか感じない…
新しい職場や業界では慣れるまでに時間がかかるものですが、入社してしばらく経っているのに仕事ができないと「仕事ができない人」として見られてしまいます。
そうした視線や空気を敏感に感じてしまうと「いるだけ迷惑なのかも」と萎縮しやすくなります
空気に馴染めず孤立を感じる時間が続くと「この職場に自分の居場所はない」と感じるようになってしまいます。
怒られるのが怖い
一度でも厳しく叱られた経験があると「またミスしたら怒られるかもしれない」という恐怖心を覚えてしまいます。
怒られたときの声の大きさ、周りの視線、身体がビクッと震える感覚。あなたも経験があるはずです。



怒られるのがこわい…
この経験がトラウマになってしまい、仕事に対する不安やネガティブな気持ちが過剰になってしまいました。
何をするにも「間違えたらどうしよう」という不安から入ってしまい、分からないポイントでの確認に時間がかかったり、判断を避けてしまうようになります。
結果的に行動が遅れ、さらに注意されるという悪循環に陥り、「自分は迷惑な存在だ」と思い込んでしまうのです。
本来、仕事の注意や指導は成長のためのものです。しかし、「怒られるのが怖い」という恐怖心があると、周りの何気ない一言ですら、ダメージを受けやすいです。
頑張っても結果が出せない
どれだけ努力しても成果が出ないとき、誰でも自分のポンコツさを感じます。
毎日遅くまで残業したり、自分なりに考えて仕事したりしているのに「数字が伸びない」「評価されない」というケースは少なくありません。



やっぱり自分は頑張ってもダメなんだ…
周りの人が順調に結果を出していたり、上司に認められていると、自分のポンコツ具合が浮き彫りになります。
結果主義で評価される職場だと「結果が出せない自分は無能」と感じやすくなってしまいます。
最終的には「どうせ自分は結果を出すことができない」と諦めてしまう習慣が身に付いてしまいます。
「こんな自分がいても迷惑」と感じてしまう
ミスが続いたり、周りとのスピードについていけなかったりすると「自分なんかが居ても迷惑」と考えやすくなります。



自分なんかいないほうが仕事が回るでしょ
本当は迷惑だなんて思われていないかもしれないし、周りはあなたの仕事への姿勢を理解してくれているかもしれません。
しかし、周りの態度1つ1つを必要以上に気にしてしまい「どうせ自分なんていない方が…」と考えるようになってしまいます。
職場で「ポンコツ」と感じている人の多くは、まじめで繊細な人が多いです。
だからこそ、人1倍周りに気を遣いすぎて、自分で自分の居場所をなくしてしまいがちです。
【体験談】ポンコツ扱いされて仕事が辛く辞めたいと思った瞬間


「自分って本当にダメだな…」と思ってしまう瞬間は誰にでもあります。
ここでは、私が「ポンコツ扱いされて仕事を辞めたくなった瞬間」についてお話します。
同期に差をつけられたとき
同期が成長していく姿を見ていると、自分がどれだけポンコツかが思い知らされます。
最初は同じように仕事に慣れず苦労していたのに、いつの間にか上司に頼りにされ、大きな仕事を任されていました。



自分はまだ仕事を覚えられてもいないのに…
それに比べて私は、初歩的な仕事すら覚えられず、いつも誰かのサポートがないと進まない状態のまま。
「焦らなくて大丈夫」「今は耐え時」と自分に言い聞かせた日もありましたが、同期とは大きく差が付いてしまいました。
一緒にスタートした同期達が、自分よりも前に進んでいるのを目にしてしまい「自分は落ちこぼれだったのかな」と感じてしまいました。
仕事ができないことよりも、その差を感じてしまうことの方が苦しかったです。
単純作業すらこなせず落ち込むとき
ちょっとした入力ミス。納期遅れ。電話対応すら上手くできない。
その度に「社会人として終わってる」「使えないな」と言われているように感じていました。



何1つ満足にできませんでした
最初は「もっと頑張ろう」と思っていました。最初は優しく指導してくれていた先輩や上司からの風当たりも冷たくなり「何をやってもダメな人」と思われるようになってしまいました。
次第にミスをしたときの空気が怖くなり、質問すらまともにできない状態が続いてしまいました。
今となって思えば、仕事以前に周りとのコミュニケーションが足りていなかったからと思っています。
上司や先輩に毎日ビクビクしているとき
先輩に名前を呼ばれるだけでビクッとしたり、上司と目が合うだけでドキっとするようになっていました。
ビクビクするようになってしまったのは、仕事のミスが続き過ぎてしまったからです。当時の上司の言葉は、今でも覚えており、未だに忘れられない言葉を紹介します。
実際に言われて萎縮してしまった言葉
- 君みたいなポンコツに入社してこられて迷惑
- いつでもクビにできるからね
- ミスしたお前に払える給料はない
- 残業代なんか払う必要ないよね
- ここは障害者施設じゃないんだよね



今思い出しても辛いよね
少しでも頑張りを認められたく、朝早くから出社したり夜遅くまで仕事に打ち込んでいましたが、何1つ評価されませんでした。
「仕事のプレッシャー」もありましたが、「人の圧」によってビクビクしてしまい、私は仕事を辞めたくなる瞬間が多かったです。
小さなミスでも人格否定される
誰にでもできる簡単な仕事でミスしてしまったとき、人格否定され、仕事を辞めたくなった経験があります。
「こんな簡単な仕事すらまともにできないのか」と怒鳴られ、自信を完全に失ってしまいました。



本当に簡単な仕事すらできなかった…
単純作業には「正確さ」や「スピード」が求められやすく、ミスが目立ちやすいです。単純作業ができないと「仕事ができない人」のレッテルを貼られやすくなります。
体調やメンタルの状態が悪かったとしても、言い訳にはなりません。自分が仕事できないのは「甘えているからだ」と言い聞かせながら、と悲観的になりやすいです。
職場の空気が自分だけ冷たいと感じるとき
周りが話している会話に自分が入ったとき、雰囲気が変わったように感じる瞬間はありませんか?
誰かとトラブルを起こしたわけでもなく、直接何かを言われたわけでもないのに浮いたような感覚です。
自分だけ浮いてると感じる瞬間
- 自分とは一切雑談してくれない
- 目が合っても逸らされる
- 話しかけたら迷惑そうな顔をされる



いないほうが良かったかな、とかよく考えてました
こういった態度を続けられると「あ、嫌われてるんだな」と確信に変わってしまいます。
周りに「気のせいだよ」「考え過ぎ」と言われても、その言葉すら受け取れず、「辞めたいな」と感じるようにないりました。
ポンコツすぎて仕事を辞めたい!と感じたときの対処法は?


「辞めたい」という気持ちが湧いてきたときこそ、まずは気持ちを整理してみましょう。
感情に押し流される前にやるべき3つの対処法をお伝えします。
リフレッシュする時間を作る
「もう無理だ」と思ったときは、まず仕事から離れる時間を作ってください。
頭では「休んでる場合じゃない」「気分転換なんかできない」とわかっていても、疲れ切っているときに無理をすると、思考がどんどんネガティブになってしまいます。



どうすればいいの?
私自身、何もかもがうまくいかず「自分はポンコツなんだ」と思いつめていた時期がありました。
その時に思い切って「自分を理解してくれている友人に会いに行く」という行動をしました。
ポイントは「できるだけ自分を理解してくれている人と会う」ようにしましょう。
話を聞いて理解してくれた上で励ましてくれたり、状況を整理してアドバイスしてくれたり、と親身になってくれるはずです。



友達に励まされて、やる気が回復したよ!
思い込みを捨てて周囲に頼ってみる
自分ひとりで抱え込むと「こんなことで頼ってはいけない」「どうせ誰にも分かってもらえない」と思い込みに陥りやすくなります。
しかし、思い込みにとらわれず、思い込みやプライドを捨てて人を頼ってみましょう。



誰も私の相談なんか聞いてくれないよ
実際に声をかけてみると「思っていたよりも優しかった」「相談に乗ってもらえた」と理解してくれる人が見つかるものです。
私も以前、「仕事が遅くて迷惑をかけてばかり」と思い込み、誰にも相談できずにいた経験があります。
思いきって先輩に打ち明けてみたら、「それ、みんな通る道だから気にしなくていいよ」と言ってくれて、肩の力がふっと抜けました。
完璧でなければいけないと思っていたのは自分だけで、まわりはそこまで厳しく見ていなかったという事実に救われました。
辛さを言葉にしてみる
「つらい」「苦しい」「しんどい」といった気持ちを言葉にすると、モヤモヤした気持ちが少しずつ晴れるケースがあります。
何も言えない状態で我慢を続けると、感情が整理できず、ネガティブな気持ちから抜け出せません。



人に弱みを話すのが恥ずかしい…
ノートに書き出してみたり、身近な人に正直な気持ちを伝えてみたりする中と「自分は今どんな状況なのかが」が見えてきます。
心の中だけで抱えていると、どんどん出口が見えなくなります。
ポンコツと感じながら仕事を辞めたい?転職しても大丈夫な3つの理由


「自分はダメだ」と思っていても、環境を変えれば見える景色は大きく変わります。
転職しても大丈夫な理由を3つお伝えします。
仕事も環境も合っていない
ポンコツに感じる理由の多くは、そもそも仕事内容や職場環境が自分に合っていない可能性が高いです。
得意でも好きでもない仕事を、合わない環境でやっているなら自信を失ってしまうのは当然です。



環境や仕事が合っていないのかな…
私自身、毎日「何でこんなこともできないんだ!」と怒鳴られていました。
しかし、そんな否定される環境だと「頑張りたい」とすら思えないのは自然な感情だったということに気付きました。
合わない場所に無理やり自分を合わせようとすれば、どこかで必ず心が折れてしまいます。
ポンコツに見えるのは、あなたが原因ではなく、環境とのミスマッチしている可能性が高いです。
見切りを付けたほうが楽になる
今の仕事を続けることで疲れ切っているなら、見切りをつけるのも1つの選択肢です。
「辞める=逃げ」ではなく、「自分を守るための行動」だと捉えましょう。



もう少し耐えれば変わる可能性もあるのかな?
私も最初は、退職を決意することが怖くて、「もう少し頑張れば変わるかも」と自分を奮い立たせようとしていました。しかし、どれだけ頑張っても状況は変わらず、上司の態度や評価も改善されないままでした。
耐えることでメンタルや体力を使い果たすくらいなら、その力を「次の場所へ向かう勇気」に変えた方が、未来がずっと明るくなります。
心まで壊れてしまう前に、未来を良くするための行動にしていきましょう。
報われる場所は必ずある
今の職場で「ポンコツ」と扱われたからといって、世の中全ての場所で同じように見られるわけではありません。
人にはそれぞれの強みや適性があり、あなたに合う職場は必ず存在します。
私が転職した職場では、「よく気が付くね」「丁寧なところが助かる」と褒められることが増えました。



前の職場では褒められたことはなかったです
以前の職場では「遅い」「要領が悪い」と言われ続けていたのに、環境が変わると「強み」として受け入れられるようになったのです。
自分に合う場所に出会えたとき「自分がダメだったわけではなかったんだ」と初めて理解できました。
人間関係、仕事のスタイル、上司の価値感。
全ての環境が少し違うだけで、気持ちの面でも180度変わるケースは珍しくありません。
「どこに行っても同じ」というのは、今いる場所から見た世界です。
あなたのことを「認めてくれる職場」は必ずあるので、今の職場で限界を感じたら環境を変えてみましょう!
【まとめ】ポンコツすぎて仕事を辞めたいなら今すぐ辞めて大丈夫!
「ポンコツすぎて仕事を辞めたい」と感じるとき、1人で抱え込んだり、自分を責めてしまいがちです。
しかし、「できない環境で頑張っている自分」に誇りを持ってほしいと思います。
この記事では、「辞めたくなるほどの辛い原因」や「ポンコツ過ぎて仕事を辞めたくなった時の対処法」をお伝えしました。
あなたの心を苦しめているのは「能力の低さ」ではなく、「合っていない環境」です。
- ポンコツだと感じるのは「環境が合っていない」だけ
- 合わない環境に居続けるのはしんどいだけ
- ポンコツな自分でも輝ける場所は必ずある
どんなに努力してもつらい日々が続くなら、仕事内容よりも環境が合っていないサインです。
無理に耐えるより、環境を変えたほうが「前向きな選択」になります。
どうか自分を責め過ぎず「変わる勇気」を持ってみてください。
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