まともな人がいない職場から逃げていい？環境を変えるべき3つの理由

こんな職場に、嫌気がさしていませんか？

「この職場、まともな人が本当にいない…」と感じ始めると、会話や仕事でのやり取りですらストレスを感じるようになります。

正直な話、「自分が間違っているのかな？」と感じた瞬間がある人も少なくはないはずです。

この記事では、まともな人がいない職場の特徴、環境を変えても良い理由を解説します。

結論としては「まともじゃない」「現状が変わりそうもない」と判断したら、すぐに転職準備を始めるのがおすすめです。

人や職場は、そんなに簡単に変わってはくれません。

この記事を最後まで読めば、「このままでいいのか」という悩みに区切りをつけ、一歩踏み出す勇気が持てるようになります。

まともな人がいない職場の特徴とは？

「この職場、おかしいかも」と感じる場面が増えてきたなら、それは気のせいではありません。

職場に「まともな人」がいないと感じる状況には、5つの特徴があります。

無責任な人やサボる人ばかり

責任感がなく、できるだけ楽をしようとする人が多い職場では、意欲を持って仕事をしている人は少ないです。

皆さんの周りには、こういった人はいませんか？

• 期限を守らない
• 報連相をしない
• 自分の仕事を他人に押しつける
• ミスしても誰も反省していない

こうした行動が多い職場では、「真面目にやっても損をする」という空気がしみついています。問題なのは、そういった雰囲気が当たり前になっている点です。

上司が見て見ぬふりをする、注意しても改善されない、など「頑張るだけ無駄」という雰囲気になります。

責任感のある人ほどストレスを抱えやすくなり、不満が溜まりやすいです。
結果的に、まじめな人ほど離れやすく、無責任な人だけが残る悪循環の職場といえます。

愚痴や陰口が当たり前

仕事中や休憩時間に、誰かの悪口や不満ばかりが飛び交っている職場は、かなりヤバいです。

業務の改善での視点ではなく、「あの人が悪い」「ミスに巻き込まれてムカつく」といった発言ばかりが飛び交っている会社もあります。

こうした職場では、ちょっとした言動もすぐに噂にされます。
周りに悩みや不安は話せず、「人間関係が悪いから職場に行きたくない」というストレスが溜まりやすいです。

陰口が多い環境では、表面上での人間関係はあっても本当の信頼関係は築けません。何かミスしたら、すぐに責任の押し付け合いが始まります。

仲が良く見えても、「自分がいないときに何を言われているかわからない」という不安がつきまとい、常に周りの目を気にしながら働くことになります。

ミスを責め合ったり犯人捜しをする

職場で何かミスが起きたとき、「誰のせいか」と犯人探しを始める会社もヤバいです。

本来であれば、ミスしてしまった場合「なぜ起きてしまったのか」「次からはどう対策すべきか」につなげるべきです。

犯人捜しをされ悪者扱いされるだけでなく、「自分がミスしたんだから一人で解決しろ」「責任は一人で取って」という環境では、常にビクビクしながら働き続けなればなりません。

感情的に責めたり「この仕事、誰がやったの」と声を荒げる人がいるような職場は、誰も積極的に仕事ができません。

会社のミスに対する向き合い方は、その職場そのものをうつす判断基準として考えましょう。

自分の意見を言うと浮いてしまう

職場で何か意見を出したとき、「そんなこと言わなくていいよ」「それ、空気読めてないよ」と否定してくる会社も存在します。

こうした空気がある職場では、「波風を立てる人」「雰囲気を乱す人」と見なされてしまうため、誰も本音を言わなくなります。

こんな発言を言う人がいる職場は要注意！

• 上司の意見が絶対
• 新人は黙ってろ
• 余計なことはするな
• 言われたことだけやってればいい
• お前のせいで雰囲気が悪くなった

こういう発言が目立つ職場では、業務効率が悪くなっても誰も指摘できず、非効率なやり方がずっと続いていきます。

「意見を言う＝批判と受け取られる」という雰囲気になり、報連相もまともにできない状況に…。
問題があっても放置され、誰も責任を持とうとしない空気になりやすいです。

「意見を出したい気持ちがあっても、浮くのが怖くて言えない…。」

そんな雰囲気では常にストレスを感じてしまい、精神的にも不安定になりやすいです。

常に誰かがターゲットにされている

誰かがいないとき、その人の悪口大会が始まる。
ミスがあると、必要以上に責められる。

このように「常に誰かがターゲットになっている職場」もかなりヤバいです。

「次は自分かもしれない」と感じやすく、その場からも離れにくくなります。
周りも表面上は仲良く見せていても、とても本音で話せる環境とは言えません。

こうした職場では、「助け合う」という意識よりも「自分を守らなくては」という意識が優先されます。
仕事のミスを気にしすぎたり、人間関係もピリピリするなど良い雰囲気がありません。

学生時代のイジメをしているような会社は、かなりヤバい環境だといえます。

まともな人がいない職場から環境を変えても良い3つの理由

明らかに「まともだとは思えない会社」だと判断しきれてしまう場合、できるだけ早く環境を変えるのがおすすめです。

3つの理由を解説していきます。

環境は簡単には変わらない

「いつか良くなるかもしれない」

そう信じて我慢を続けていても、職場の空気や人間関係が変わる可能性はかなり低いです。

何年も同じような状態が続いているなら、その職場は「変わらない」と考えましょう。

会社の変わらない風習

• 同僚の言動に問題があっても注意されない
• サボる人が評価されてしまう
• 悪口ばかりの空気が放置されている

こうした体質がある職場では、自分だけで環境を変えようと思っても、正直無理な話です。
むしろ、「誰かが我慢すればうまく回る」と思われてしまっている可能性さえあります。

「今はつらいけど、いつか良くなるかも」と思って働き続けるのは、将来の自分を犠牲にしているようなものです。

環境はそう簡単には変わらないからこそ、自分が動く選択が必要です。

まともじゃないと感じる環境で過ごすのは無駄

毎日職場への不満を感じながら働いていると、自分の力にならず、スキルアップにも繋がりません。
本来なら成長できるはずの時間や経験も「この職場では何やっても無駄」という考え方になりがちです。

• 話を聞いてもらえない
• 意見を無視される
• ミスを押しつけられる

努力が報われない環境で時間を使い続けるのは、自分の価値も下げることにもつながります。

自分の持っている力や考えを活かせる場所は、他にもたくさんあります。

何も変わらない職場に残って辛い毎日を過ごすより、前向きに進める環境を選んでいきましょう！

自分自身もまともじゃない人間になってしまう

まともじゃない人ばかりの職場に長くいると、自分までその空気に染まってしまう可能性が高いです。
最初はおかしいと感じていた言動も、見慣れるうちに「ま、いっか」と思い始めてしまいます。

こんな風に流されてしまう…

• みんなサボっているから、自分もサボろう
• 挨拶なんて誰もしてないから、自分もしなくていいや
• 困ってるに対しても「そのくらい自力で頑張るべき」と思ってしまう

「まともじゃない考え方」に流され、本来の自分を見失ってしまうのが一番怖いです。

最初は真面目に取り組みたかったはずなのに、「頑張るだけ無駄」と考えるようになってしまいます。

自分を守るためには、自分らしさを保てる環境を選ぶことが大切です。

まともな感覚を持ち続けたいなら、まともな人たちと関われる場所を探すことが、自分を守っていく行動です。

職場がまともな人がいないと感じたときはどうすべき？

職場に「まともな人がいない」と感じた場合、感情的に動くのではなく、冷静に今の状況を整理しましょう。

ここでは、「職場にまともな人がいない」と感じたとき、まず取り組んでほしい3つの行動を紹介します。

「まとも」な基準を自分の中で明確にする

まず最初に、自分がどんな人を「まとも」と感じるのかをはっきりさせる必要があります。

自分の中にある基準を知らないままでは、どの職場でも同じ不満を繰り返す可能性があります。

まずは紙に書き出してみよう！

• 仕事に責任を持つ人が多い職場がいい
• 人の話を聞く姿勢がある人が信頼できる
• 自分の意見をちゃんと伝えられる環境がいい

自分が求めている職場の雰囲気、まともだと思える人を言葉に書き出すと「今の職場が合っていない理由」がはっきりしてきます。

違和感を言語化でき、客観的に自分の見つめ直すきっかけにもなるため、転職や異動を考えるときにもブレにくなります。

「社内以外の人」に相談する

悩みを話す相手として、同じ会社の人を選んでしまうのはおすすめしません。

職場の空気や関係性に気を使ってしまい、本音を言いにくくなるからです。誰かに相談するときは、「社外の人」に話を聞いてもらいましょう。

信頼できる人に相談しましょう！

• 家族
• 友人
• 前職の同僚
• 同業他社の人

「この職場は普通じゃないかも…」と思っているだけでは、自分の感覚が正しいかどうか判断できない可能性があります。

「うちではそんなの聞いたことがないよ」「それはちょっとひどいね」と言ってもらえるだけでも、
「自分の感覚は間違っていなかった」と安心できる判断材料になります。

最近では、キャリア支援のサービスや転職エージェントなど、仕事の悩みを聞いてくれる場所も増えています。
すぐに辞めるつもりはなくても「話を聞くだけでもOK」という窓口もあるので、気軽に相談できます。

ひとりで抱えこまないで、外の世界の声を聞いてみる。
それだけで、次の一歩がぐっと見えやすくなります。

もし、「身近に相談できる人がいない」という場合は、私にご連絡ください。あなたの仕事の悩みを真剣にお聞きさせていただきます。

＼ 仕事の悩み何でもお聞きします／

／愚痴を聞いてほしいでもOK！＼

今の職場にこだわる必要があるか見つめ直す

どんなに職場に違和感があっても、「ここまで頑張ったから」「辞めたら負けた気がする」と思ってしまう瞬間は誰にでもあります。

しかし、ひらすら我慢を続けていると、自分の感情を失ってしまう可能性があります。

今の職場にこだわる必要性はある？

• 成長できている実感があるか
• 尊敬できる上司がいるか
• ここで5年後、10年後働いて後悔しないか
• この会社でしかできない仕事なのか

会社に長く勤める、仕事をやめないことが立派、というわけではありません。
本当に大切なのは、「この会社で元気に働けるかどうか」です。

今一度、自分がこの会社にこだわる理由があるかどうか、よく考えてみましょう。

まともな人がいない職場で限界に感じた自分の守り方

毎日つらい職場で耐え続けていると、「もう無理かもしれない」と思う瞬間は必ずあります。そんな状態が続いているなら、少しでも早く対処していきましょう。

ここでは、限界を感じたときにできる4つの対処法を紹介します。

ズル休みしてみる

心も体も重たくなったときは、とにかく一度休みましょう。

こんな心配は無視してOK！

• 休んだら怒られる
• 自分がやるべき仕事がある
• 次の日に何て言われるか怖い

少しでも辛いと感じたら、周りのことは一切気にせずズル休みして大丈夫です。
理由が思いつかなくても、体調不良と言って休んで大丈夫です。

周りの目を気にして無理を続けるより、自分を守る時間をつくるほうがずっと大切です。

会社を休んだ日は、何もしなくてかまいません。
1日中寝る、ぼーっとする、好きな音楽を聴く。

それだけでも、少し余裕が生まれるはずです。

まじめな人ほど、「これくらいで休んじゃダメ」と思いがちです。
限界が近いかも…と感じたら、自分の気持ちを無視しないであげてください。

人事や責任者に相談する

「もう限界」と感じたときに、何も伝えずに黙って我慢を続けるのは危険です。

もし話せる上司や責任者がいるなら、今の状態をきちんと伝えてみてください。
難しい場合は、人事担当や総務に相談するのも1つの方法です。

「職場の人間関係がきつい」「誰にも相談できない雰囲気がつらい」と伝えるだけでも、話を聞いてもらえるきっかけになります。

自ら相談して動くと、配置転換や業務の見直しなど、具体的な対応をしてくれる会社もあります。

本音を話すのは勇気がいりますが、声を上げなければ今のまま何も変わりません。
「こんなことで相談していいのか」とためらわず、自分のつらさを正直に伝えてください。

転職準備を始めておく

もう耐えられないと感じたとき、最も現実的な対処法が転職準備です。

転職活動は、始めでもすぐに今の会社を辞める必要はありません。
しかし、動き出すだけで心の負担が少し軽くなるはずです。

転職サイトに登録する、求人を眺めてみる、自分の希望条件をメモしてみる。
このような行動は小さくても、「ここだけがすべてじゃない」と気付くきっかけになります。

今の職場に居続ける不安、次の選択肢を考える安心感。
この2つの感情を比較したとき、後者が上回っていると感じているなら、本腰を入れて転職活動をする価値があります。

転職活動は逃げの行動ではありません。
自分が少しでも良い環境に移れるために、前向きな気持ちで行動しましょう！

職場にまともな人がいないと感じる瞬間

仕事に支障があるわけではなくても、「この職場、なんかおかしいかも」と感じる場面があります。

そうした違和感を強く抱きやすい3つの瞬間を取り上げて解説します。

死んだ魚の目をしている人が多い

1つ目は、「覇気が感じられず、死んだ魚の目をしている」人が多いと感じた瞬間です。

私自身、「死んだ魚の目をしている人が多い会社」に在籍していた経験があります。

死んだ魚の目をしている会社がヤバいと思った理由

• 覇気を感じられない
• 挨拶なんてなくて当たり前
• 仕事の会話すら誰もしていない
• 何回話しかけても反応されない
• みんなただ机に座っているだけ

「この人達はなんの為に会社に来ているのだろう…」と転職直後に感じた瞬間を、今でもはっきりと覚えています。

この雰囲気の会社の人にとっての仕事は「出社する」「帰宅する」というだけで生活しているように私は感じました。

1番の問題は「その空気に自分まで慣れてしまう可能性がある」という点です。

最初は違和感があった私も「笑わなくなる」、「覇気がなくなる」という悪影響に慣れてしまってました。
家族や友人に指摘されるまで、自分の感覚がおかしくなっていることには気付けませんでした。

人の表情は、働く環境を映す鏡です。

もし、「死んだ魚の目」をした人がたくさんいるなら、その会社では前向きに仕事を取り組むのは難しいです。

「ここで働き続けたら、自分もおかしくなってしまうのでは…」
そう感じた瞬間があるなら、直感は信じて環境を変えることをオススメします。

困っている人を誰も助けない

2つ目は「困っている人がいても誰も助けない」です。

こんな瞬間を見た経験はないでしょうか？

• 明らか仕事に苦しんでる人がいるのに、周りは知らん顔をしている
• 困っている人を見て、笑い物にしている

このような環境の時点で、「まともじゃない」と多くの人が感じるはずです。

• 自分には関係ないから
• 何もしてないのに「忙しいから」と放置

こんな職場は、「働き続けるほど不幸になる会社」です。

一度でもそうした経験をした人は「この会社では誰も助けてくれない」「自分だけが頼り」と思い込むようになり、ミスをしても隠しがちになります。

結果として、トラブルが増え、職場全体も腐っていくという悪循環が生まれます。

困っている人がいるのに、「助けに入らずにバカにするような会社」はさっさと辞める決断をするべきです。

「自分さえよければいい」という人が多い

自分の都合しか考えない人が多い会社も、「まともじゃない会社」と感じる瞬間の1つです。

「自分が良ければいい」と人の特徴

• 周りが忙しくても知らん顔
• 共有すべき情報を黙ったまま
• 失敗しても言い訳ばかりする

こうした人が多いと、仕事そのものが回らなくなり「まともな人がいない会社」だと強く感じるようになります。

「自分だけ助かればいい」という考えの人が上司や責任あるポジションにいると、誰も「会社に付いていきたいと思えない」という状態に陥りやすいです。

それに気付けない職場では、まともなコミュニケーションは期待できません。

【まとめ】まともな人がいないと感じる職場からは逃げてもいい

「まともな人がいない」と感じる職場で働き続けるのは、メンタル的にとてもしんどいです。

常識や思いやりが通じず、心を無にして働いていても、いずれ限界を迎えてしまう可能性が高くなります。

「逃げてもいい」という言葉に、少しでも救われる気持ちがあるなら、あなたの中に“限界のサイン”が出ている証拠です。

まともな環境で働ける職場は、他にも必ずあります。
無理に耐え続けるよりも、「ここではない場所」に目を向けてみてください。

あなたが安心して働ける環境は、ちゃんと存在します。